男子・久保埜4年ぶりV 女子・山田連覇
- 2025年04月14日
- スポーツ
寒さの中、完走率は92.6%
石垣島トライアスロン大会2025・第11回八重山郡トライアスロン大会(同実行委員会主催・石垣市共催)が13日午前8時、南ぬ浜町人工ビーチでスタートし、スイム1・5㌔、バイク40㌔、ラン10㌔の計51・5㌔のコースで行われた。エイジ、リレーの部に計1104人が出場し、男子は久保埜一輝(34)=東京都=が2時間3分20秒で4年ぶり2度目の優勝、女子は山田梓(28)=愛知県=が2時間16分20秒で大会2連覇を飾った。リレー部門は地元高校生らで結成したTEAMMAORI(美崎伊緒里・相田洸太郎・請盛渚)が2時間11分53秒で制した。出場者らは沿道からの熱い声援を力に変え石垣路を疾走。フィニッシュ会場の新栄公園は訪れた多くの観客とレースを終えた参加者で終日熱気に包まれた。(10・11面に関連、12面に写真特集、6~8面に成績表、QRコードで動画配信)
大会には全国45都道府県、海外6カ国から選手がエントリー。エイジ部門では1027人が出場し、951人が完走。完走率は92・6%だった。リレー部門は77組が出場し、62組がゴール、完走率は80・52%だった。
男子レースはスイムからトップに立った久保埜が強さを見せ、4年ぶりの栄冠をつかんだ。女子はエリート選手として活躍する昨年覇者の山田が力を発揮。盤石のレース運びでV2を飾った。
八重山からは82人が出場し、男子は梅田裕也(42)=小浜=が2時間7分45秒、女子は久保田文(60)=竹富=が2時間48分6秒でそれぞれ地元1位となった。
大会実行委員会によると、スタート前の気温は17・6度で肌寒い天気に。懸念されていた雨はほとんど降らなかったが、時おり10㍍近くの強い北風が吹き、体感温度はぐっと下がった。参加者らは石垣島特有の強い向かい風、起伏のあるコースに挑み、沿道の応援を力に変えて懸命にゴールを目指した。
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