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新たな学校生活スタート

緊張の面持ちで入場する八重山高校の新入生ら=7日午後、同校体育館

緊張の面持ちで入場する八重山高校の新入生ら=7日午後、同校体育館

郡内高校と八特支で入学式

 八重山郡内3高校と八重山特別支援学校の入学式が7日、各校で行われ、八重山高校189人、八重山商工高校149人、同定時制21人、八重山農林高校86人、八重山特別支援学校高等部8人の計453人が入学した。生徒らは不安と期待の入り交じった表情で、夢と希望を胸に抱きながら新たな学び舎の門をくぐった。瑞穂MSC高校石垣島本校の入学式は11日で36人が入学予定。

 このうち、189人が入学した八重山高校(大城まち子校長)では、体育館舞台階段に設置された花のアーチをくぐって生徒が入場。在校生や保護者、学校関係者が歓迎の拍手で出迎えた。

 式典では担任が生徒一人一人の名前を読み上げた後、大城校長が入学を許可。ファンファーレとともに「入学おめでとう」の懸垂幕が入ったくす玉が割られた。

 式辞で大城校長は「高校3年間の間に皆さんは成人となり、自分の考えや判断に基づいて責任を持って行動する自立が求められる。本校での3年間が宝物となり、自らの足で着実に歩んでいけるよう目標を定め、準備していこう」とあいさつした。

 新入生を代表し上原紗季さんは「積極性と主体性を大切にしながら、これからの3年間を全力で頑張りたい。八重高生としての自覚を持ち、仲間と協力して充実した学校生活を送りたい」と抱負を述べた。

 生徒会長の平良実愛さん(2年)は「今の自分にしかできないことに全力で取り組み、一生に一度しかないこの期間を積極的に楽しんでほしい」と激励。クラスメートとの仲を深める三つのポイントを紹介し、「なんでも言い合える友達、クラスになってほしい」と呼びかけた。PTAの宮良直人会長も祝辞を述べた。

 式典後の歓迎会では郷土芸能部と学級代表生徒合同による「ちばり節」が披露され、新入生の入学を祝った。

 式を終えた大浜壱斗さん(1年)は「ワクワクと不安が半々。勉強、部活を両立して八重高でしかできないことを楽しみたい」と希望をふくらませていた。

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