新博物館 候補地3ヵ所
現在地・第1苗畑・旧空港跡地
石垣市は3月31日、新市立八重山博物館基本計画策定委員会(委員長・知念永一郎副市長、17人)で議論された内容を基に基本計画を決定したと公表した。建設候補地は▽現在地▽第1苗畑(バンナ公園近接)▽旧空港跡地(フルスト原遺跡近接)―の3カ所を挙げた。策定委で絞り込みができなかったため、博物館建設準備室(観光文化課内)によると新年度の早い時期に庁内委員会などで決定する。
開館まで最短で4―5年程度の期間を要すると想定する。建築・外構・展示の基本設計に1年程度、実施設計に1年程度、工事・展示制作・運営体制決定・開館準備に2~3年程度を見込んでいる。新年度では建設地を選定した後に基本設計などを具体化させる。
候補地3カ所に対する委員の主な意見は現在地に「交通の便は良いが、津波など自然災害を受ける恐れがある」、第1苗畑に「自然が豊かである一方、資料保全の観点からは懸念がある」、旧空港跡地には「立地は優れているが、土地の観点から難しい」など。同跡地は、道路がないことなどが課題となっている。
展示計画は▽常設▽企画▽無料ゾーン(ロビー、キッズミュージアムコーナー、音楽・民俗文化視聴体験)。常設展示のコンセプトに「黒潮に育まれた歴史と、豊かな文化満ちる八重山を知る」を設定した。
委員からは「収蔵品がたくさんあるので、飽きさせない常設展示とする必要がある」「新たな視点で展示室をつくる必要がある」「地元の美術工芸がみられるコーナーがあるとよい」「いつでも音楽などが気軽に聴けるような雰囲気に」などの意見があった。
基本計画は運営について「十分な数の専門分野の学芸員を配置し、持続的・発展的に活動が展開されるようにする」としたほか、民間活力の導入も検討するとしている。
今後の事業展開に委員からは「新館をいつまでに開館するかの目標を明確に立てるべきだ」「県立博物館・美術館を例に県・指定管理者・学芸員に課題をヒアリングすることを提案したい」などの注文がついた。
策定検討委員会は昨年10月10日からことし2月27日までに計3回開催され、アンケートやパブリックコメントの内容も参考に基本計画案をまとめた。
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