JA八重山青壮年部が優秀賞
- 2025年03月26日
- 地域・教育

JA青年組織手づくり看板全国コンクールで日本農業新聞賞に選ばれたJAおきなわ八重山支店青壮年部の顔はめパネルと制作者の美里増也さん(左から3人目)ら=25日午後、ファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場
全国農協青年組織協議会(JA全青協)の2024年度JA青年組織手づくり看板全国コンクールでJAおきなわ八重山支店青壮年部(東内原航太部長、約80人)が2等の優秀賞に相当する日本農業新聞賞に選ばれた。県内からの看板コン受賞は初めて。同支店で25日、伝達表彰が行われ、制作者の美里増也さん(47)が代表して町田隆八重山地区本部長から賞状と副賞を受けた。
同コンは、手作りの看板を通して農業のある地域づくりの大切を住民にアピールする取り組みを促進するのが狙い。各都道府県JAで選ばれた1点が全国コンに推薦され、インパクトや内容、デザインなどを基準に審査された。
JA八重山支店青壮年部では、絵を描くのが好きという美里さんが「来店客に喜んでもらいたい」と21年度からベニヤ板(182㌢×91㌢)1枚にペンキで絵を描いて顔はめパネルを制作。同年度は豊年祭とエイサー、22年度は舞踊「マミドーマ」をデザインした。
23年度は飼料高騰や子牛セリ値低迷など畜産業を取り巻く厳しい環境を受け、みんなで手を取り合って盛り上げようと牛のほか豚、ヤギ、カジキ、イノシシ、パイン、サトウキビなど八重山の特産品をベニヤ2枚に展開。24年度はこれまでの集大成として「祝 来店者数五百満員達成 農畜産物の感動ト感謝ヲ未来ヘ」とのメッセージを書いて4枚を一つにまとめた。ファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場の横に設置されている。
美里さんは「受賞できたのは事務局や盟友の協力のおかげ。今後は若い盟友につなげたい」と話し、町田本部長は「青壮年部は、農業と地域発展に頑張っており、これを後輩にもつなげてほしい。JAもいっしょに地域の農業を盛り上げていきたい」と喜んだ。
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