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郡内小学校で卒業式 6年間の学び舎巣立つ

卒業を祝福されながら花道をくぐる児童ら=19日午前、新川小学校体育館

卒業を祝福されながら花道をくぐる児童ら=19日午前、新川小学校体育館

中学校生活へ574人が希望胸に

 八重山郡内で小学校の卒業式シーズンを迎えている。校庭には新緑が芽吹き、色鮮やかな花々が卒業生の門出を祝うように咲き誇る。新しい季節の訪れを感じながら、小学校教育課程を修了した郡内の市立・町立30校で574人が、中学校生活に希望を抱きながら学び舎を巣立った。

 19日、石垣市立新川小学校(大浜公三枝校長、児童332人)では、卒業生(55期)48人に大浜校長から卒業証書が手渡された。一人一人が舞台上で保護者に感謝の気持ちを伝え、中学生になって頑張りたいことや将来の夢を発表。

 大浜校長は、卒業証書に込められた意味を紹介し、6年間の学校生活、学年スローガン「がむしゃら」を体現してきた1年間の頑張りをたたえ、子どもたちの新たな未来に向けて激励の言葉を送った。

 同校の卒業生は55期を合わせて6111人となった。卒業生たちは、小学校で学んだことや楽しい思い出を振り返りながら、在校生や保護者らがつくる花道を抜けて新しい扉を開いた。

 女子バスケットボール部に所属していた城間凜さんは「ここまで育ててくれた親に感謝。小学校の一番の思い出は、卒業生メンバーとの出会い。この1年は『がむしゃら』を目標に過ごしてきたので、中学校生活も文武両道で過ごしたい」と声を弾ませた。

 石垣市立の卒業生は501人、竹富町立の卒業生は49人、与那国町立は24人。

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