51個人34団体を表彰
- 2025年03月17日
- スポーツ
設立30周年で記念式典・交流会
石垣市スポーツ少年団(太田義彦本部長)の設立30周年記念式典と交流会が16日、石垣市総合体育館メインアリーナで開催され、団員や関係者ら総勢500人が参加し、同会設立の節目を祝った。記念式典では同会の振興と発展に貢献した51個人34団体を表彰。交流大会では児童らが大縄跳びや3色綱引きに汗を流し、他チームとの交流を楽しんだ。
同会は1994年6月に設立され、▽一人でも多くの青少年にスポーツの歓びを提供する▽青少年のこころとからだを育てる▽人々をつなぎ地域づくりに貢献する―を基本理念に大会開催などさまざまな活動を展開してきた。今年度は団員839人、指導者129人が登録している。
太田本部長は式辞で指導者や保護者、地域住民と団員の子どもたちに感謝しながら「次の時代を担う子どもたちがスポーツを通して健全な心と体をはぐくみ、地域の誇りとなれるよう柔軟な発想でいっそうの努力を続けていく」と決意を新たにした。
特別功労、永年功労、功労者、永年活動団の表彰を行い、このうち設立から20年間本部長を務めた故宮良博之氏と30年間副本部長として尽力した國吉仁英氏、第2代本部長の崎山用育氏に特別功労賞が贈られた。
受賞者を代表し、國吉氏(74)は「活動を始めて42年、スポーツ少年団本部の指導者の皆さんや父母の皆さんとともに感動を共感できたことを何よりもうれしく思う」と喜びを語り、同団のさらなる発展を祈願した。
八島小女子ミニバスケットボールスポーツ少年団主将の前上里珠吏さんは4年間の活動を振り返り、「仲間とスポーツをすることの楽しさ、チームをまとめるリーダー性などを学ぶことができた。経験したことを忘れず、中学校でも頑張っていきたい」と抱負を述べた。
式典終了後、3色綱引きと大縄跳び行う交流大会が開催され、児童らは普段交流することのない他種目のチームと交流しながら、絆を強めた。
結果は次の通り。
【大縄跳び】
▽優勝=あかうまスポーツ少年団(47回)▽準優勝=真喜良サンウェーブ女子バスケットボールスポーツ少年団(41回)▽3位=八島小ミニバスケットボールスポーツ少年団(39回)
【3色綱引き】
▽優勝=真喜良サンウェーブ野球部スポーツ少年団▽準優勝=平真あこうバレーボールスポーツ少年団▽3位=少年スネークスポーツ少年団
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