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海びらき 安全を願う 夏の訪れ 西表から宣言

悪天候のためトゥドゥマリ浜で祈願のみ行う観光関係者ら=15日午前、西表島西部

悪天候のためトゥドゥマリ浜で祈願のみ行う観光関係者ら=15日午前、西表島西部

悪天候予報 祈願以外はホールで

 「日本最南端!八重山の海びらき2025in西表島」(八重山ビジターズビューロー主催)が15日、竹富町西表島のトゥドゥマリ浜と中野わいわいホールで開催された。日本最南西端に位置する豊かな八重山諸島の海を舞台にひと足早い夏の訪れを内外に発信し、25年の海の安全祈願を行った。(8面に関連、3面に写真特集)

 2014年以来、11年ぶりにトゥドゥマリ浜で開催を予定していたが、悪天候予報に伴い、祈願以外は同ホールで行った。午前9時過ぎ、竹富島の神司・與那国光子さんが海に向かって安全を願い、八重山3市町、各観光協会会長らも同席した。

 この後、場所を同ホールに移し、約50年前から活動している上原地区青年会の「デンサ節」でオープニング。あいさつで八重山ビジターズビューロー会長の中山義隆石垣市長は、来月に空路の国際定期便の再開や石垣島と台湾を結ぶ定期フェリー航路の開設に「さらなる地域振興が期待される」と述べた。

 上原小学校12人が「これからも美しい海を永遠につないでいくために、実現しようSDGs、守っていこう命と自然、伝えていこうこの海の素晴らしさを」と元気よく海びらきを宣言した。

 Tシャツデザインコンテスト表彰、第45代ミス八重山の発表があり、ステージは地元フラのリノレオ、船浦中学校の吹奏楽演奏、あやぱに歌舞団の郷土芸能、島太鼓(しまでーく)のエイサーで盛り上げた。

 フラダンスに参加した金子楓さん(11)=西表島船浦=は「魚が好きなので、海遊びをする時は星砂の浜でシュノーケルをして魚を観察している」と話した。

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