スポーツで交流
障がいのある人もない人もスポーツ活動を通して交流する第1回石垣チャレンジ運動会(石垣島アスリートクラブ主催)が2日、石垣市中央運動公園陸上競技場で開催された。50㍍走、800㍍走、ボッチャ・モルック体験会のほかリオパラリンピック走り幅跳び銀メダリストで大腿義足800㍍世界新記録保持者の山本篤さん(42)や五輪出場者で元陸上日本代表の九鬼巧さん(32)と走るドリームレースもあり、参加した約70人が垣根を越えてスポーツを楽しんだ。
同クラブでは、今年度から障がい者コースを設けて、障がいのある人も日常的なスポーツ活動の場を提供している。運動会は、障がいのない人と一緒にスポーツにチャレンジすることを目的に初めて開かれた。
幼児から大人まで幅広い年代が参加し、800㍍は32人が出走。家族らの声援を受けながら懸命にゴールを目指した。50㍍では、上位タイムの参加者が山本さん、九鬼さんとドリームレースで競った。九鬼さんは、400㍍を4人で走る対抗リレーでも圧巻の走りをみせた。
ボッチャやモルックの体験コーナーも大人気。最後は参加者で大綱引きで締めくくった。会場内には県のバリアフリー事業と連携して、障がいについて理解を広げるためのブースも設置された。
沖縄本島から参加した松田大輝さん(28)は「オリンピックやパラリンピック選手と走れるなんてうれしい。800㍍はちょっときつかったけど楽しかった」と声を弾ませた。
山本さんは「いろいろな人がごちゃまぜで楽しむことが大切。それぞれが互いを知ることは共生社会の中でとても大事」と充実した表情。九鬼さんは「障害福祉のスポーツ大会に参加するのは初めて。僕自身、勉強させてもらえた。小さな子も泣きながら800㍍を走っていたので、チャレンジすることに意味があることを改めて感じた」と話した。
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