感謝、希望を胸に
- 2025年03月02日
- 地域・教育
434人が巣立つ
県立高校の2024年度卒業式が1日、一斉に行われ、八重山高校、八重山農林高校、八重山商工高校(定時制含む)、八重山特別支援学校高等部合わせて434人が思い出のつまった学び舎を巣立った。卒業生らは保護者や教職員、在校生の祝福を一身に浴びて卒業証書を受け取り、感謝や希望を胸に人生の新たな一歩を踏み出した。
このうち八重山商工高校(仲山久美子校長)は午前10時に体育館で開式。機械電気科35人、情報技術科36人、商業科71人の計142人に卒業証書が授与された。学事報告では卒業生の3年間のあゆみやスポーツ、文化活動での活躍が報告され、思い出を振り返った。
各科の卒業生を代表し、崎原琉也さん、安慶名一斗さん、産賀梨々杏さんが答辞。これまで支えてくれた家族や教員、仲間たちに感謝し、「私たちが過ごしてきた3年間の日々は決して勉強だけでは知り得ることのできないかけがえのない宝物。培ってきたことすべてをこれからの人生に生かし、どんなに困難なことがあっても自分らしく前進していきたい。商工に入学して本当に良かった」と思いを述べた。
仲山校長は式辞で卒業生全員の3年間の努力をたたえ「皆さんには無限の可能性がある。自分を信じ、自分の可能性に賭ける勇気と決断がこれからの人生を切り開く。しっかりと前を見据えて自分の選んだ道を堂々と歩んでほしい」と今後の活躍に期待した。
在校生を代表し東盛天翔さん(2年)が送辞で「入学してからずっと先輩方に励まされ、勇気をもらい、多くのことを学んできた。今度は私たちが後輩たちを支えていきたい。先輩方も自分の道を信じて夢実現に向かって頑張ってください」と激励。PTAの宮良当建会長も祝辞を述べた。
式典終了後は生徒会主催の卒業祝賀セレモニーもあり、郷土芸能部と商業科観光コースの生徒による「鷲ぬ鳥節」や在校生、卒業生による合唱、恒例のブレザー投げが行われ、会場全体で卒業を祝った。
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