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Mrモルックが初代王者

初代王者に輝いたMrモルックwithマシャのメンバーら=23日午後、市中央運動公園屋内練習場

初代王者に輝いたMrモルックwithマシャのメンバーら=23日午後、市中央運動公園屋内練習場

上位入賞を飾った各チームのメンバーら=23日午後、市中央運動公園屋内練習場

2025石垣島モルック大会
96チームが熱戦、競技楽しむ

 2025石垣島モルック大会(石垣市スポーツコミッション主催、石垣市共催)が23日、市中央運動公園屋内練習場で初開催された。島外を含む96チーム430人が出場するなど県内で最大規模の大会となり、年代、性別問わずモルックの楽しさにふれた。熱戦の結果、浦添市から出場したMrモルックwithマシャが初代王者に輝いた。

 大会は予選リーグとそれを勝ち抜いた各グループ上位1チームによる決勝トーナメント、下位2チームによるフレンドリートーナメントで順位を競った。幅4㍍、長さ10㍍(準決勝・決勝は幅6㍍、長さ15㍍)のコートで試合を行い、各チームが勝利を目指してモルックを投じた。

 決勝はMrモルックと地元勢のピータイムやえやまが対戦し、Mrモルックは正確なスローで第1、第2セットを連取。第4セットもリードを奪うと、最後は冷静にウイニングショットを決め3―1で勝利。チーム結成2年目での初優勝にメンバーは歓喜した。

 代表の高安拓之進さん(36)は「成功しても失敗しても『ナイスモルック』と声を出すなど、モルックを楽しんだことが勝因。メンタルスポーツなのでメンバー同士でたたえあうことが大切」と話し、「全国制覇を目指して毎日モルックをしている。次も連覇を目指したい」と目標を掲げた。

 チーム全員がその日初めて競技にふれ、見事準優勝に輝いたピータイムやえやまの前里浩三さん(48)は「運だけでここまで来た。奥が深くて狙ったピンが倒れた時の快感が楽しい。きょうで魅力にふれたので次は運ではなく実力をつけて優勝を目指したい」と笑顔を見せた。

 大会にはモルック発祥地・フィンランドの大使館チームも出場するなど盛り上がった。主管したモルック石垣島の那覇安彦代表は「想像以上の出場者数で、かつ島民が8割。石垣島で競技を広げるきっかけになったと思う。今後も開催していきたい」と語った。

 結果は次の通り。

 【決勝トーナメント】

 ▽優勝=Mrモルックwithマシャ▽準優勝=ピータイムやえやま▽3位=ピースオブケイク

 【フレンドリートーナメント】

 ▽1位=ダスキン石垣▽2位=76ers▽3位=ミルック

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