将棋は指せないが、将棋用語には関心がある…
- 2025年02月19日
- 不連続線
将棋は指せないが、将棋用語には関心がある。「王手飛車取り」や「王手角取り」に「飛車角王手」。駆け引きの妙がつまった表現がおもしろい。この将棋のような動きが、いま県議会で行われている▼昨年11月から取り沙汰されているワシントン駐在問題は、さながら将棋を指しあっている状態が続いている。まず、自民は米駐在の違法状態を明るみに出し、指摘を受けた県当局も次々と是正していった▼同駐在は米国で株式会社の形式として存在する。自民は出資に関する追認の議案を提案せずに、当初予算案を上程した県の姿勢を問題視。県議会は返付決議案を可決し、県に予算案を差し戻した▼ところが県は総務省の見解を引き出し、返付は議会の意思表明に過ぎないと反論。上程した予算案は議会に存在した状態と結論付け、県議会に審議するよう要求した▼そして、県議会は一度審議しないと決めた予算案の審議が「一事不再議」の原則に反するとの方向性を確認。各会派ごとに対応を協議しながら、全国議長会と調整して解決策を模索している▼正直に言えば、この攻防はずっと見ていても飽きない。ただ、新年度予算は来年度の県民の暮らしに直結するため、期限内の決着が求められる。互いに最善手を探りながら、落としどころを見いだすしかない。(玉津盛昭)
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