交流戦に3000人熱気
- 2025年02月17日
- スポーツ
千葉ロッテマリーンズと楽天モンキーズ(台湾)の交流戦「アジアゲートウェイ交流戦パワーシリーズ2025in石垣島」が16日、ロートスタジアム石垣で行われ、7―7で引き分けた。球場には3000人(球団発表)の市民や観光客らが来場し、プロの技術や迫力あるプレーを堪能。最後まで目の離せない熱戦を繰り広げた両チームの選手らに大きな声援を送った。ロッテは交流戦をもって16日間の石垣島春季キャンプの全日程を終え、次のキャンプ地の沖縄本島へと移動した。(3面に写真特集、8面に関連)
試合は初回に楽天が3点を先制。ロッテは五回まで無安打に抑え込まれる展開となった。六回表、小川龍成の初安打などで無死満塁の好機をつくると、今季新加入の石垣雅海、ドラフト1位の西川史礁、上田希由翔の3者連続適時打で4点を奪い逆転。八回にはルーキー立松由宇の2点適時三塁打、山口航輝の中前適時打で3点を追加し、7―3とリードを広げた。
しかしその裏、投手陣の制球が乱れ、四死球などが重なり4失点で同点に。最終回は菊地吏玖が無失点で締めて、引き分けとなった。試合後は両チームの選手がハイタッチを交わして健闘をたたえあった。
吉井監督は出場したルーキー3人について「皆思い切ったプレーでよかった。立松は打撃で持ち味を出してくれた」などと評価。石垣での16日間を振り返り、「天気が悪かった中でもみんな元気を出してやってくれた。ここまでは順調」と総括した。ことしから石垣と宮崎の2カ所に分けたことについて、「(悪天候で)全員でやっていたらどれだけ運動量が減ったか考えると怖かったので、それは(人数を少なくして)良かったと思う」と語った。
試合前の始球式は地域限定公式ファンクラブ「1SHIGAKI26」会員を代表して少年スネークの上原拓真さん=登野城小5年=が務め、大勢の観客が見守る中、力強い投球を披露した。ロッテのチアパフォーマー「M☆Splash!!」や楽天ガールズのダンスショー、帯広北高校チアリーディング部と石垣島の子どもたちによる合同パフォーマンスもあり、交流戦に花を添えた。
ロッテは17日から24日まで、糸満市でキャンプを行い、他チームと対外試合を行う。
結果は次の通り。
千葉ロッテ
000004030|7
300000040|7
楽天モンキーズ
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