重厚な演奏で観客魅了
- 2025年02月16日
- 地域・教育
石垣市と岡崎市の親善都市提携55周年記念交流コンサート・石垣フィルハーモニーオーケストラ第5回定期演奏会(同オーケストラ主催)が15日、石垣市民会館大ホールで開催された。岡崎市からは、岡崎フィルハーモニー管弦楽団の団員27人が参加。市内や本島からの参加も合わせた総勢約80人が重厚なフルオーケストラを奏で、会場を訪れた市民らを魅了した。
幕開けの演奏曲は、異国情緒あふれる官能的な旋律と力強いリズムが特徴的なカミーユ・サン=サーンスの歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール。オーボエによる東洋的な旋律で始まり、次第に盛り上がりをみせる華やかさが聴衆の期待を高めた。
2曲目は、チャイコフスキーのバレエ音楽「白鳥の湖」。中でもオーケストラレパートリーとして人気の高い「情景」「ワルツ」「白鳥たちの踊り」「スペインの踊り」「マズルカ」などが次々と披露された。
メイン曲となるブラームスの交響曲第1番ハ短調では、第1楽章のティンパニの強烈な打音と管楽器の音階が上がるにつれて高まる緊張感、第2楽章のバイオリンの美しい旋律で表現された静寂、第3楽章の印象的な木管楽器の優美な旋律と進み、最後はベートーベンの「第九」を思わせる歓喜への展開と勝利に満ちた輝かしいコーダで締めくくられた。
指揮は国内外で活躍する田部井剛氏、コンサートマスターは石垣フィルの松本京氏と岡崎フィルの渋谷準敦氏が務めた。
中山義隆市長はあいさつで岡崎市と石垣市が提携都市を結んだ経緯を説明。「両市の市民楽団が一堂に会し、ともに演奏することで音楽を通した新たな友好関係が築かれることを願っている」と述べた。
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