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菓子作りや火起こし体験

大人たちの手ほどきを受けながら恐る恐る火起こしする=11日午前、伊野田キャンプ場

大人たちの手ほどきを受けながら恐る恐る火起こしする=11日午前、伊野田キャンプ場

郷土菓子「アガラサー」作りも体験した=11日午前、伊野田キャンプ場

伊野田公民館・伊野田共同売店
家族連れなど楽しいひと時

 北部地域振興や伊野田キャンプ場の利用促進を目的としたキャンプ教室(伊野田公民館、伊野田共同売店共催)が11日、同キャンプ場で行われ、家族連れなど35人が参加してビーチクリーンやバーベキューを楽しんだほか、郷土菓子「アガラサー」作りを体験した。キャンプ場管理スタッフで防災士の川満陽一さんによるミニ講話では、いざという時に役立つ防災の心得なども学んだ。

 伊野田公民館が石垣市から受託して管理する同キャンプ場は月に1回程度、ムーチー作りや海水からの塩作り、にがりを使った豆腐作りなどの体験教室を実施。今回は仲村畜産(仲村喜彦代表)のブランド「わんの牛」のもも肉8㌔や玉取崎ゲートウェイ提供の串焼きを使ったバーベキューや飯ごう、蒸しパンのアガラサー作りなどを行った。まきは子どもたちも一緒になってキャンプ場内から集め、火おこしなども体験。出来上がったカレーやバーベキュー、蒸しパンなどを食べながら楽しいひと時を過ごした。

 午後からは、ビーチクリーンで集めた浮き球を使った遊びや川満さんによる防災ミニ講話も行われた。

 家族で参加した稲嶺亜希乃さんは「先日の平久保で行われたフェス同様、自然の中で遊べるイベントで楽しめた。北部に来るきっかけにもなる」と話した。息子の盛冴さん(小2)は「お肉がおいしかった」と笑顔を見せた。

 同キャンプ場は、年間4000人から5000人が利用。特に秋以降は市民の利用が8割と地域に愛されるキャンプ場となっている。キャンプ場を管理する川満さんは「インスタで情報発信もしている。もっと多くの人に知ってもらい、伊野田地区やキャンプ場に遊びに来てほしい」と話した。

  • タグ: 北部地域振興伊野田キャンプ場
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