新春演奏で決意新た 八重山古典民謡保存会
創立50年向け結束確認
八重山古典民謡保存会本部(横目博二会長)の新春演奏会が12日夜、大川公民館で開かれ、会員らが心を込めて祝いの民謡などを演奏し、決意を新たにした。
横目会長はあいさつで「今年は巳年、本部も何回も脱皮して大きく成長する1年にしたい。来年は創立50周年の大きな節目。ことしが大切な年になる。本部会員がワンチームとなって結集し、節目を成功させていこう」と呼びかけた。
金城英皓顧問の発声で本部の発展と会員の健康を願って乾杯した後、新春の演奏を楽しんだ。最初の演奏「鷲ぬ鳥節」は、役員が舞踊で花を添えた。「赤馬節」「しゅうら節」「目出度節」などを続けた。第48回八重山古典民謡コンクール最優秀受賞者による演奏もあった。合間に飲食をしながら懇親を深めた。
八重山古典民謡コンクールを主催する八重山毎日新聞社の垣本徳一社長も訪れ、第48回コンへの協力に謝意を伝えた上で「第50回コンクールを記念して2027年2月から4月に間に東京公演を開催したい。皆さんの発表の場として大きなステージを設けたい」と述べた。
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