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八重高・上勢頭さん全国へ 九州放送コンテスト

九州高校放送コンテストに出場した八重山高校放送部の右から仲村祐喜さん、上勢頭舞音さん、池間真琉子さん、石垣安梨さん=福岡工業大学FITホール(提供)

九州高校放送コンテストに出場した八重山高校放送部の右から仲村祐喜さん、上勢頭舞音さん、池間真琉子さん、石垣安梨さん=福岡工業大学FITホール(提供)

来年7月香川で開催
朗読部門で優良賞

 第8回全九州高校総合文化祭放送部門・第46回九州高校放送コンテスト(九州高等学校文化連盟主催)が13日から3日間、福岡工業大学FITホールで開催され、八重山高校放送部の部員が3部門に出場した。このうち朗読部門で上勢頭舞音さん(2年)が優良賞に輝き、来年7月に香川県で開催される全国総合文化祭への出場を決めた。

 朗読部門には各県予選を突破した68人が出場。上勢頭さんは「或る『小倉日記』伝」(松本清張著)の主人公がなくなるシーンを読み上げた。21人のみが進む決勝に県勢で唯一進出。上位3賞は逃したが、優良賞を獲得した。

 上勢頭さんは「緊張していて不安も大きかったがのびのび楽しく読むことができた。やり切った感はなく悔しい思いが大きい」と反省。来年6月のNHK杯県大会、7月の全国総文に向け「緊張したら早くなる癖を直すことと前に届くような発声を重点的に練習したい」と成長を誓った。

 このほか、アナウンス部門で池間真琉子さん(1年)が出場し、ラジオ番組部門には部員5人で制作した創作ドラマ「AIフレンドあいちゃん」でエントリー。両部は惜しくも上位進出を逃した。

 県予選から内容を変えて挑んだという池間さんは「マイクの音が大いことに恐れてしまい、自分の強みである伸びのある発声を生かせなかった。大会はあと3度残っているので今後は自分らしい読みを研究して力を発揮できるよう頑張りたい」と前を向いた。

 ラジオ番組部門に参加した仲村祐喜さん(2年)は「皆で聞く時間をつくるなど十分な準備をしたい」、石垣安梨さん(同)は「実力や編集する力が足りていないので改善して次の大会に挑みたい」とそれぞれ課題を述べた。

  • タグ: 全九州高校総合文化祭放送部門九州高校放送コンテスト
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