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愛BAG クリスマスに弁当配布

高齢者へのクリスマスプレゼントとして弁当をつくる愛バッグの協力者ら=25日、糸数商店(提供)

高齢者へのクリスマスプレゼントとして弁当をつくる愛バッグの協力者ら=25日、糸数商店(提供)

米50㌔を贈呈する愛バッグの黒島冨士子代表(左から2人目)ら=26日午前、石垣市社会福祉協議会

市社協、パーラーハッピーへ食品贈呈も

 がん患者支援などを目的に着物帯でバッグの製造・販売を行っている愛BAG(黒島冨士子代表)=石垣市伊原間=は25日に伊原間地区の高齢者への弁当を無償でプレゼントし、26日には石垣市社会協議会フードバンク事業へ米50㌔、パーラーハッピーへふりかけ4㌔をそれぞれ贈呈した。

 いずれも15日の第10回愛バッグ販売会での収益金の一部を使った。25日は伊原間の糸数商店で弁当づくり。黒島代表とメンバーら9人が自宅でつくった料理を持ち寄るなどして30食分を用意した。赤飯に豚肉角煮、昆布巻き、ニンジン・大根の煮物、かき揚げ、だし巻卵、カボチャと大豆のサラダなど12種類と豊富。

 弁当は伊原間地区の80歳以上の高齢者や独居世帯に配達し、「去年も今年ももらってうれしい。ありがとう」と感謝された。メンバーも「私たちのほうも励まされ、元気をもらった。楽しい時間を過ごすことができ、来年も続けたい」と話し合った。

 26日は、黒島代表ら役員が市健康福祉センターに市社協とパーラーを訪れ、贈呈した。

 黒島代表は「ガンの再発で不安もあったが、仲間の支えで乗り越えることができた。米は3合の袋詰めにした。福祉の力になればと思う。時間をつくって愛バックをつくり、それを皆さんに喜んでもらえればうれしい」と話した。

 石垣安志会長は「米など食料品が値上がりしているので、主食の支援はたいへんうれしい。ますます元気で地域のためにも頑張ってほしい」と感謝した。

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