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「えんどうの花」歌碑設置 生誕140年記念音楽祭実行委

「えんどうの花」の歌碑建立とメロディーボックスの設置を喜ぶ関係者=25日午後、石垣市民会館

「えんどうの花」の歌碑建立とメロディーボックスの設置を喜ぶ関係者=25日午後、石垣市民会館

「えんどうの花」をうたう石垣女声コーラスあかようらといしがき少年少女合唱団

宮良長包代表曲 メロディーボックスも

 宮良長包生誕140年記念音楽祭実行委員会(宜寿次均会長)が石垣市民会館展示ホール中庭に長包代表作「えんどうの花」の歌碑とメロディーボックスを設置し、歌碑前で25日、除幕式を行った。関係者が出席し、長包メロディーが歌い継がれることを願い、「えんどうの花」を合唱した。

 実行委は昨年11月18日、那覇芸術劇場なはーとで音楽祭を開催し、1000人余りの来場で好評を博した。その余剰金を活用し、長包メロディーに触れ合ってもらおうと建立・設置し、石垣市に寄贈した。歌碑には歌詞が刻まれ、ボックスのボタンを押すと琉球交響楽団演奏の「えんどうの花」が流れる。

 除幕式には実行委から音楽監督の大山伸子副会長、石垣皓次事務局長、舞台監督の大浜雅彦氏、建立担当の石垣三夫氏らが出席。大山会長が会長あいさつを代読し、「音楽は愛されることによって歌い継がれる。ぜひ『えんどうの花』を愛唱して長包メロディーを歌い継いでもらいたい」と述べた。

 中山義隆市長は「メロディーボックスを通し、長包メロディーが郷土の唱歌として歌い継がれ、末永く身近なものであることを願う。市としても後世まで伝えていけるよう取り組んでいく」と述べた。

 式前後には石垣女声コーラスあかようら、いしがき少年少女合唱団が「桑の実」「えんどうの花」を奏で、除幕式に花を添えた。

  • タグ: 宮良長包歌碑
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