米田さん(海星小3年)伊波さん(竹富小6年)最優秀賞 童話お話意見発表
- 2024年12月23日
- 地域・教育
【読谷】今回で最後となる第75回沖縄県小中学校童話お話意見発表大会・設立75周年記念大会(主催・県PTA連合会)が22日午後、読谷村文化センターであり、八重山地区代表の3人が出場した。審査の結果、小学校低学年の部で海星小学校の米田藍さん(3年)、同高学年の部で竹富小学校の伊波翔永さん(6年)が最優秀賞に輝いた。県大会は今年度限りで終了、75年の歴史に幕を下ろした。
米田さんは童話「こはるの100点」を発表、身ぶり手ぶりを交えながら、情緒豊かに作品の世界を演じた。取材に「ほっとした。緊張したけど、舞台に上がったらしなくなった。これから、あいさつや返事でも大きな声を出すようにしたい」と次の目標を決めた。
伊波さんは「胸の傷は家族の絆」と題して発表、自身の心臓の病気を巡って、家族の思いと命の大切さを伝えた。「自分の100%を発揮できた。これからもいつも通り、家族みんなで幸せに仲良く過ごしたい」と笑顔をみせた。
中学校の部では船浮中学校の池田真歩さん(1年)が「完璧じゃない私を認めて」と題して発表、優良賞だった。池田さんは「悔しいが、最後の大会の舞台に立ててうれしい。船浮の皆さんに応援して頂いているので、恩返しがしたい。いろいろな大会に挑戦して、結果を出す」と意気込んだ。
同大会は発表活動を通して表現力の育成や情操教育と国語教育の発展を目的に実施。主催者は当初の目的が十分に達成され、自己表現の場の多様化などを理由に大会の終了を決めた。主催者あいさつで玉城博紀会長は「今後も子どもたちのために、新しい事業をしようと考えている」と述べた。
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