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大浜中、全国大会へ 九州ロボコン

決勝1回戦で臨み、勝利するサザンゲートブリッジ(提供)

決勝1回戦で臨み、勝利するサザンゲートブリッジ(提供)

応用部門で「アイディア賞」を獲得し、全国大会出場枠に選ばれたサザンゲートブリッジのメンバー(提供)

応用部門アイデア賞

 第25回創造アイデアロボットコンテスト九州地区中学生大会熊本大会(全九州中学校技術・家庭科教育研究協議会主催)が13、14日、熊本県の益城町総合体育館メインアリーナで行われ、沖縄県代表として出場した大浜中の「サザンゲートブリッジ」(5人)が応用部門で「アイディア賞」を獲得、全国大会への切符を勝ち取った。

 応用部門には21校32チーム122人が出場。震災からの復興をイメージし、150秒の時間内に資材エリアから高さ27㌢の段ボールを運び出し、建設エリアへ重ねていく競技。

 サザンゲートブリッジは予選リーグを1位で突破、決勝トーナメントでは2回戦で宮崎チームに敗れたが、同チームが優勝した。結果はベスト8だったが、積み上げた高さは127㌢で6位。ロボコンではロボット自体への工夫や独自性も審査のポイントとなるため、木材を使った独自性が認められてアイデア賞とともに全国出場枠(3チーム)に選ばれた。

 メンバーはいずれも3年の嵩原誠也さん、仲間銀さん、小林祐貴さん、髙橋孝介さん、安藤海誠さん。嵩原さんは「九州大会では優勝はできなかったが、自分たちで作ったロボットのアイデアが認められ、全国へ進出できてとてもうれしい」と喜び、「全国大会は多くのすごいロボットと戦うことになると思うが、残りの時間をロボットの改良、練習に取り組みたい」と意気込んだ。

 顧問の山田政由教諭は「できる工夫は、できる限りさせてみた。九州大会の経験を生かして今後の指導に励みたい」と話した。

 全国大会は来年2月1日、東京で開催される。

 大浜中からは制御部門に「パイーグル」も参加し、予選で敗退した。

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