観光戦略で協定締結
- 2024年12月22日
- 社会・経済
戦略的パートナーシップ協定を締結する中山会長(右)と周柏吟執行長=20日、桃園市政府(石垣市観光文化課提供)
「大渓豆干祭」でステージを盛り上げるきいやま商店=21日、桃園市内(石垣市観光文化課提供)
両観光協会が定期便再開向け
一般社団法人石垣市観光交流協会(会長・中山義隆石垣市長)と財団法人桃園市観光発展基金会(周柏吟執行長)は20日、桃園国際空港と新石垣空港間の国際定期便再開に向け、相互の観光の需要喚起と発展を目的に戦略的パートナーシップ協定を締結した。桃園市政府で中山市長と周執行長が署名した。市観光文化課によると、国際定期便はチャイナエアラインが来春再開に向け準備している。
桃園市は台湾六都のひとつで人口約225万人。山、海、都市のエリアに多くの観光資源がある。桃園市観光発展基金会は観光振興を目的とする団体で、桃園市の行政機関と民間事業者で構成される。
今後、両観光団体は人材育成や観光資源のマネジメントなどをテーマに事業者間交流を目指していく。同基金会側は観光フォーラムの開催を提案した。南の島の星まつりに関心を示した。
締結式は桃園市旅行業協会の代表や観光関係団体、沖縄県産業振興公社台北事務所の立ち会いのもと行われ、石垣市観光協会からは黒島一博氏と黒島剛氏、高橋秀明氏の3副会長、石垣市からは西銘基恭観光文化課課長も出席。高橋副会長は「相互の観光商品開発や人材育成の取り組みをしたい」、黒島副会長は「伝統芸能の交流もやってみたい」とそれぞれ話した。
桃園市内で21日開幕した同市特産品「干豆腐」をPRイベント「大渓豆干祭」の会場では石垣島エリアも設けられた。きいやま商店、台湾在住のリリアさんと仲地AMIさんら石垣市出身者、石垣市公認キャラクター「ぱいーぐる」がステージを盛り上げた。
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