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川平と大浜が全国大会へ

「川平満慶太鼓」を発表する川平中(提供)

「川平満慶太鼓」を発表する川平中(提供)

「大浜村豊の舞遊び」を発表する大浜中(提供)

第30回県中学総文祭
来年8月、静岡県で開催

 第30回沖縄県中学校総合文化祭(県中学校文化連盟主催)が7、8日、浦添市内のアイム・ユニバースてだこホールで行われた。舞台発表部門に八重山地区から大浜、石垣、与那国、川平が出演して郷土芸能を発表し、川平と大浜が第25回全国中学校総合文化祭に県代表として派遣されることが決まった。

 川平は「川平満慶太鼓」、大浜は「大浜村豊の舞遊び」をそれぞれ発表した。全国中学総文祭は来年8月21・22日、静岡県で開催される。

 川平中の仲本光さん(2年)は「全国中文祭への出場を目指し、練習のときからみんなでアドバイスをしあい、頑張ってきた。県大会では緊張しながらも最高の演技を披露することができた。全国中文祭では、指導してくれた南風野三枝子さんや高嶺聡さん、髙嶺享史さん、そして全校生徒を引っ張ってくれた先輩方に感謝の気持ちを込めて精いっぱいかっこよく演舞したい」と抱負。

 大浜中郷土芸能部の小笹林檎さん(2年)は「石垣島では大勢の方の前で踊る機会が少ないが、県大会ではたくさんの方々に見てもらえる喜びと感動を味わえてとてもうれしかった。県代表として選んでいただいたので、代表校としてさらにレベルアップし、全国大会に挑みたい」と意気込んでいる。

 全国大会を後輩に託すことになる3年生のうち大屋彩奈さん(川平中)は「中文祭の取り組みで川平の良さを再発見することができた。これからは、誇りを持ってたくさんの人に川平の良さを発信し、私たちが地域の芸能を守っていきたい」と話した。

 舞台の部ではほかに石垣中が郷土芸能「嘉例吉」、与那国中が郷土芸能「与那国の棒踊り」、竹富中が英語スキット「time to take action」をそれぞれ発表した。

 

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