ある大学で講師が学生70人にたずねた。…
- 2024年12月18日
- 不連続線
ある大学で講師が学生70人にたずねた。「一日に一度でも新聞を読む人はいますか?」。誰も手を挙げない。「テレビを一日30分以上見る人は?」。やっと一人手を挙げた▼そんな空気のなか短い時間をもらい、少し本紙のPRをした。「関心があれば八重山毎日新聞をよろしくお願いします」と控えめに伝えた▼せっかくなので、記者という仕事を少し紹介しよう。記者はこれから起こる出来事を完全には予測できないが、ある程度の予想をして取材する。例えば野球は9回、サッカーは90分と終わる時間が決まっているので、時間配分がしやすい。しかし、事件や事故はいつ起きるか分からないし、議会の場合はたまに深夜までやっているので大変だ▼取材のなかや前後に起きた出来事も含め「面白い」「気になる」と感じたものを取材してまとめる。書き手によって感性が異なるため、同じ話題を扱っても、記事の雰囲気が変わったりするが、そこも興味深い▼記者の魅力を簡単に伝えると「好きで記者をやっている人しかいない」ということ。どんな現場にも楽しさがあり、それは自分で気付けることもあれば、先輩記者が教えてくれることもある▼偶然にも弊社では社員を募集中。新卒、過卒は問わない。一緒に記者やりませんか。連絡は総務部まで。(玉津盛昭)
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