八重山毎日新聞社

　第15回石垣島やきもの祭り（同実行委員会主催）が14日から2日間の日程で石垣市役所を会場に開幕した。石垣島、小浜島、西表島、与那国島から18の工房が一堂に会し、個性豊かな器やカップなどが所狭しと展示されている。「コーヒーカップ特設市」には10工房が参加。選んだカップでコーヒーを味わうなどした。開場と同時に多くの市民が詰めかけ、大盛況の初日となった。最終日の15日は午前10時～午後5時まで開催する。

きょうまで開催

　八重山在住のやきもの作家たちの作品がずらりと並ぶ同イベントは2010年に初開催して以降、12月の定番行事となっている。

　市役所内1階では、作家たちが丹精込めて制作した皿や茶わんなどが並び、訪れた市民らは作品を手に取りながらお気に入りの一品を探した。

　コミュニティルームでは島の木のものづくり展も行われ、訪れた人たちが見入っていた。

　手作り体験コーナーでは、シーサー作りや色付け体験が行われ、親子連れが楽しいひと時を過ごした。

　出展工房以外の作品も集まる「コーヒーカップ特設市」では、お気に入りのカップでコーヒー豆の焙煎技術を競う大会で今年日本一に輝いたフシコーヒーロースターズのいれたてのコーヒーを楽しんだ。

　友人と訪れた30代女性は「どれも素晴らしく選ぶのが大変だが、一度に多くの工房の作品が見られてとても楽しい」と笑顔を見せた。

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