八重山毎日新聞社

　【茨城】関東に住む八重山出身者で組織する八重山ひるぎ会（具志堅用高会長）主催の「第27回八重山毎日新聞杯チャリティーゴルフ大会」が8日、茨城県かすみがうら市の出島ゴルフクラブで開催された。出場16組60人がスコアを競った結果、㈲慶田産業（千葉県市川市）取締役会長で石垣市大浜出身の慶田盛譲司さん（69）がネット72・0（Ｇ84、ＨＣ12）で2度目の優勝を飾った。2位は平田利夫さん、3位は山口義広さん。ベストグロスは77（Ｏ40、Ｉ37）で具志堅会長だった。

　優勝した慶田盛さんには八重山毎日新聞杯と優勝賞金が贈られた。また、参加者から合計31万1000円の善意が寄せられた。後日、市内の福祉施設に車イスなどを贈る予定。

　同チャリティー大会は、八重山毎日新聞の日本新聞協会加盟を記念して1991年に「八重山ひるぎ会」を発足し開催して以降、今回で27回を数える。

　これまで参加者から寄せられた善意は、八重山出身者やプロスポーツを目指す児童生徒、八重山の老人ホームや介護施設の運営援助に役立てられている。

　今回は、早朝からプレーが開始され、ダブルぺリア方式でスコアを競った。優勝した慶田盛さんは「2度目の優勝。まさか優勝できるとは思っていなかった。2度、池に入れ、それがうまくハンディホールにはまったのかもしれない」と喜び、「この大会は、年に一度、いろんな島の人たちと顔を合わせられるのでまた来年も頑張りたい」と話した。

　具志堅会長は「今日は最高の大会となった。楽しんでください」とあいさつした。

　表彰式では、参加者がゴルフ談議に花を咲かせ、具志堅会長のサイン入りボクシンググローブや泡盛一升瓶、ゴルフボールなどがオークションにかけられるなど、盛り上がった。

タグ： 八重山毎日新聞 ,  チャリティー