八重山LC 高校生らUAEへ
- 2024年12月11日
- 地域・教育
八重山ライオンズクラブ(八重山LC、髙木正敏会長・会員49人)は12月17日にアラブ首長国連邦の首都アブダビで実施される日本・UAEマングローブ植林交流事業に八重山の高校生5人と教諭1人を派遣する。10日午後、派遣に向けた報告会が石垣市役所応接室で行われ、参加者が抱負を述べた。
同クラブは1978年から環境保全活動の一環で名蔵湾へのヤエヤマヒルギの苗の植樹を行っており、昨年11月とことし9月に実施した際には、UAEのシハブ・アハマド・アル・ファヒーム駐日大使が参加した。その際、地元高校生と交流し、UAEの植樹イベントへ招聘する運びとなった。
クラブは3高校に募集をかけ派遣生徒を選考。島袋莉駆さん(八重農グリーンライフ科3年)、清水蓮さん(同1年)、小野心春さん(八重高2年)、東長田菜美さん(同)、川田久蘭々さん(八商工商業科3年)の5人が選ばれた。引率で八重農グリーンライフ科学科長の山口本教諭、同クラブ環境保全委員会の崎浜秀崇委員長も同行。今回の派遣費用は在日UAE大使館と日本の石油企業インペックスが折半で負担する。
一行は16日に出国し、17日にジュバイルマングローブ公園で行われる植林交流に参加。シハブ大使や大使館スタッフ、アブダビ日本人学校の児童らとともに現地で育てたマングローブの苗木を植える。その後19日まで市内観光や文化施設を見学する。
10日午後に行われた報告会では生徒一人一人が抱負を述べ、このうち川田さんは「今回参加できることを光栄に思う。八商工、八重山の代表として頑張りたい」と決意した。
中山義隆市長は「夢のある素晴らしい事業。文化などいろんな勉強をしてきてほしい。報告を楽しみにしている」と激励した。
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