にぎやかに商工祭 きょうまで多彩なブースや舞台発表
- 2024年12月07日
- 地域・教育
「笑顔満彩笑幸祭~夢・青春・輝く未来へ~」をテーマに八重山商工高校(仲山久美子校長)の第14回商工祭が6日、同校で始まり、全日制の6学科・コースと定時制の生徒らが学びの成果を多彩なブース、舞台発表で披露した。商工祭は7日まで。
午前9時45分からのオープニングイベントでは生徒らが旗頭を奉納。仲山校長の合図で津梁の鐘が鳴り、商工祭が幕を開けた。
工業科は旋盤イライラ棒やマイコンカー走行体験、ロボットサッカー、コインゲーム、射的など技術を生かしたさまざまな体験ブースを用意。ごみかごやバーベキュー釜、しちりん台など作製した製品も販売した。
商業科と定時制は地元企業と共同開発した製品や飲食物などを販売。イートインスペースを設け、さまざまな種類のパンやスイーツ、ドリンク、スナックなどを提供した。
このほかデジタル水族館や謎解き脱出ゲーム、プロジェクションマッピング、プラネタリウムなどといった体験コーナーも人気を博した。
舞台部門では2年観光コースの生徒らが鷲ぬ鳥節やマミドーマ、中国語朗読などを披露。カラーガードや軽音部バンドの出演もあった。
ドリップコーヒーを提供していた阿次冨優さん(定時5年)は「いれる時間で味が変わるのが難しいが、協力いただいた珈琲亭さんの味を知ってもらうために多くの人に来てほしい。1杯1杯心を込めて提供したい」と笑顔を見せた。
■花蓮農高からも参加
八重山商工台湾姉妹校 義援金と記念品贈呈
6日に始まった八重山商工高校の「第14回商工祭」に合わせ、台湾姉妹校の国立花蓮高級農業職業学校の生徒9人と職員8人が初来校し、交流を深めた。商工祭前にはことし発生した台湾沖地震の義援金と記念品の贈呈式が行われ、八商工生徒と職員が集めた義援金6万円とミンサーのタペストリーを梁宇承校長ら花蓮農高一行に手渡した。
両校は2017年に姉妹校を締結し、台湾訪問や物産展での共同販売などで交流を続けてきた。花蓮農校一行の来島は初となる。来年3月には八商工観光コースが研修旅行で同農業職業学校を訪問する。
ことし4月の台湾沖地震発生後、八商工では生徒会が中心となって義援金を呼びかけ。職員間で集めた義援金と合わせ、記念品とともに今回贈呈した。
贈呈式終了後には中国語クラスの生徒らが通訳を行いながら商工祭をガイドし、交流を楽しんだ。
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