少し前からGoogleで検索するとAI…
- 2024年11月29日
- 不連続線
少し前からGoogleで検索するとAIでの回答が最初に表示されるようになった。日本では、今年の夏ごろから始まったようだ。ただこの機能、存在しない情報を提示したり、不正確な回答をしたりと話題になっている。Google側でもこの現象を認めており、検索結果には小さく「試験運用中」と表示される▼この現象はハルシネーションとして以前から知られており、生成AIの信頼性を揺るがす課題となっている。ある調べ物をしてみると明らかに間違った答えが示された▼情報の出所を探してみると、個人のウェブサイトにたどり着いた。母数が少ない分野だと、このような現象が特に起こりやすいのかもしれない▼弊社でも生成AIの活用について調査、研究している。補助的な利用はたしかに便利。効率化もなされていると思うが、最後は人間の目を通さないといけない▼調べ物はやはり書籍が安心する。ページをめくることで体系立てて学ぶことができ、周辺知識が理解を深める▼市立図書館は現在、工事のため休館中。移動図書で借りたい本を受けとれるなど最大限の対応はしているが、調べものをしたいときに不便だ。年々、記憶力も悪くなり、どの本を借りたかったのか忘れるから始末が悪い。再開は来月3日から。待ち遠しい。(立松聖久)
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