いばるまこども園着工
- 2024年11月27日
- 政治・行政
2025年9月以降の開所を予定する「いばるまこども園」の起工式が26日午前、伊原間中学校プール横の高台で行われた。同園はいのだ・あかし・のそこ幼稚園と伊原間保育所を集約し、0歳児から受け入れができる認定こども園として整備される。質の高い教育・保育の提供と保育量確保に寄与する北部地域の新たな子育て交流拠点として期待されている。
施設は鉄筋コンクリート造り2階建で建築面積は649・52平方㍍。総事業費は7億7784万円で起債を充てる。
1階には0~5歳児の保育室のほか事務室、多目的室、ピロティ、医務スペースなどを配置。厨房も完備し、調理員が毎日給食を作って提供する。2階には屋内遊戯室のほか地域子育て支援室、相談室を配置し、子育て中の保護者の相談の場や親子の集いの場としての機能を設けた。
施設は来年8月ごろ完成予定。開所後、伊原間保育所の園児が入所し、いのだ・あかし・のそこ幼稚園の園児らは26年度4月からの入園を予定している。
園の定員は50人で、内訳は0歳児3人、1歳児6人、2歳児6人、3歳児10人、4歳児10人、5歳児15人。
起工式には設計、施工業者の代表らが出席した。このうち設計監理の武元建築設計室、建築施工の㈱大進建設の代表と知念永一郎副市長がくわ入れの儀式を行い、安心安全な工事と施設完成を願った。
知念副市長は中山義隆市長のあいさつを代読し、「完成後は保護者、地域の皆さんから親しまれる交流拠点となり、北部地域で育つ子どもたちの健やかな成長に寄与する施設となるものと確信している」と期待を込めた。
市子育て支援課によると、現在伊原間保育所には16人、いのだ幼稚園は0人、あかし幼稚園は3人、のそこ幼稚園は4人が在籍している。開所後の申し込みの状況などにより職員の配置人数などを決める。
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