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島々の魅力、切手で発信 日本郵便沖縄支社

竹富島と波照間島のフレーム切手を前泊町長に手渡す日本郵便沖縄支社先島地区連絡会の与那覇統括局長(中央右)ら=14日午前、竹富町役場町長室

竹富島と波照間島のフレーム切手を前泊町長に手渡す日本郵便沖縄支社先島地区連絡会の与那覇統括局長(中央右)ら=14日午前、竹富町役場町長室

竹富島と波照間島の風景

 日本郵便㈱沖縄支社(金城努支社長、那覇市)は15日から竹富町の島々の魅力を盛り込んだオリジナルフレーム切手「竹富島の美しい風景」と「日本最南端の有人島波照間島Hateruma」の販売を開始した。八重山全域の郵便局のほか、ウェブ販売で購入できる。

 オリジナルフレーム切手は額縁のような形の切手や台紙の上部に写真などが加刷されている商品。竹富町ではこれまで全有人島の切手が製作・販売されている。

 竹富島の切手には赤瓦屋根や石垣といった街中の原風景のほか、コンドイ浜や西桟橋、種子取祭の奉納舞踊など島の美しい風景が用いられている。写真家の大塚勝久氏が写真を提供した。波照間島の切手には「べすまやいちばぎんけーしゃるすまー」(波照間は一番美しい島)の文字とともに、ニシ浜や南十字星、天の川など島の壮大な自然と絶景をとらえた写真が用いられている。写真は波照間島在住の星日出子氏の提供。

 14日午前、竹富町役場町長室で行われた贈呈式で同社先島地区連絡会の与那覇寛信統括局長は「島の魅力をふんだんに盛り込んだフレーム切手。販売を通じて両島をはじめ竹富町を広く全国に周知するお手伝いができれば」と期待を込めた。

 前泊正人町長は「竹富町の島々にしかない原風景や自然が広くPRできることはうれしいし心強い。この切手で訪れてみたいと思える人が増えれば幸い」と感謝した。

 竹富島は1200シート、波照間島は1100シートを販売。八重山全域の郵便局と本島の郵便局計17局の窓口で取り扱うほか、県内各郵便局で取り寄せも可能。価格は1シート1650円(税込み)。販売期間は来年11月15日までの1年間。

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