大浜中 ロボコン大賞V2
- 2024年11月13日
- 地域・教育
127㌢を積み上げ、2位に圧倒的な差をつけて優勝したサザンゲートブリッジ=3日、豊崎中学校(提供)
﨑山晃教育長に2連覇を報告した大浜中学校の天願裕貴さん、嵩原誠也さん、嵩西輝士さん(左2人目から)=12日午後、教育委員会
箱127㌢積み上げた!
第25回創造アイデアロボットコンテスト沖縄県中学生大会(県中学校技術家庭科研究会主催)が3日、豊見城市の豊崎中学校で開催され、大浜中のチーム「サザンゲートブリッジ」が応用部門で優勝し、全部門を通して最も優れたロボットに贈られるロボコン大賞で2連覇を果たした。同校のチーム「パイーグル」は準優勝となり、審査員特別賞にも選ばれた。両チームは12月、熊本県で行われる九州大会への出場を決めた。
大会は、技術・家庭科技術分野で生徒たちの創造性を伸ばし、知識や技能を高めることを目的に日ごろの授業で学んだことの成果を発表する場として開催。大会には九州オリジナル部門、基礎部門、制御部門、応用部門、パフォーマンス部門の5部門に15校から61チームが参加した。
最も難易度の高い応用部門は150秒の制限時間内に箱をどれだけ高く積み上げられるかを5校9チームがトーナメント方式で競い、決勝戦では同校対決が実現。3年生率いる6人チームのサザンゲートブリッジが全員1年生のパイーグルを破り、3回の挑戦全てで127㌢を記録する文句なしの内容で優勝を果たした。
サザンゲートブリッジの操作を担当した嵩原誠也さん(3年)は「新人大会と比べ、文化祭や合唱コンクールと学校行事が忙しい中での大会だった。何回もロボットを作り直し、優勝することができ、また、みんなと大会に参加できて、ロボコン大賞も取れて最高にうれしい」と笑顔。
準優勝の嵩西輝士さん(1年)は「中学生になって、新人大会に続き、2回目の大会でとても緊張した。みんなで作ったロボットで、考えながら操作練習をするのは楽しかった。準優勝で悔しかったから、次は3年生を超えて、優勝できるようにがんばりたい」と再挑戦を誓った。
両チームのメンバーは12日、市教育委員会を訪れ、﨑山晃教育長に報告した。
各チームはメンバーは次のみなさん。
▽サザンゲートブリッジ=嵩原誠也、小林祐貴、仲間銀、高橋孝介、安藤海誠(以上3年)、天願裕貴(2年)
▽パイーグル=嵩西輝士、宮良康希、前田島龍心、東江奏人(以上1年)
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