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与那国島マラソン486人完走

号砲とともに一斉にスタートする25㌔の参加者=9日午後、与那国中学校グラウンド

号砲とともに一斉にスタートする25㌔の参加者=9日午後、与那国中学校グラウンド

25㌔男子・富田、女子・横尾V

 【与那国】第30回日本最西端与那国島一周マラソン大会(主催・与那国町、共催・同体育協会)が9日、開催された。与那国中学校グラウンドを発着点に島を時計回りに1周する25㌔で男子は富田繁生(43)=那覇市=が1時間36分9秒、同女子で横尾奈月(42)=那覇市=が歴代1位となる1時間43分2秒でそれぞれ優勝を飾った。西崎展望台をスタートして同校でフィニッシュする10㌔は、男子は鵜瀬和秀(35)=千葉県=が38分29秒、女子は原聖子(45)=与那国町=が48分21秒でそれぞれ1位となった。

(3面に関連、成績は後日掲載します)

 大会には25㌔に265人、10㌔に287人の計552人がエントリー。日中の最高気温が28・4度を記録する夏日の中、ゴールを目指して健脚を競った。25㌔で209人、10㌔で277人が制限時間内にゴール、完走率はそれぞれ78・87%、96・52%だった。

 25㌔スタート地点の与那国中学校グラウンドでは、競技開始前に与那国伝統芸能伝承保存会西棒座の座ならしが行われた。25㌔は午後1時に、10㌔は午後2時にスタートした。

 沿道では住民らが鳴り物や拍手、声援で選手らを後押しした。給水地点ではボランティアらがドリンクや水を含んだスポンジを手渡し、子どもたちも活躍して選手らをサポートした。

 レース終了後は、同校体育館で午後5時からは閉会式、午後6時からはふれあいパーティーが行われ、選手らは互いの健闘をたたえあった。

 会場では、与那国伝統芸能伝承保存会西棒座による伝統芸能やハワイアンフラなどが舞台に花を添えた。第30回の節目を記念した豪華賞品が当たるお楽しみ抽選会に一喜一憂した。最後は長間孝雄さんによる島唄ライブで盛り上がった。

 開会式では連続出場回数表彰が行われ、第1回から欠かさず参加している池原美智子さん(65)=石垣市=ら4人が賞状と副賞として第31回大会の招待券を受けた。池原さんが選手宣誓も行った。

 表彰を受けたのは次のみなさん。かっこ内は連続出場回数。池原美智子(30回)、与那原繁(29回)、福仲用治(29回)、外間儀章(28回)

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