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日々の学習成果を披露

沖縄県中学校総合文化祭への派遣が決まっている与那国中学校の棒踊り。勇壮なティンバイを披露する生徒ら=9日午前、石垣市民会館大ホール

沖縄県中学校総合文化祭への派遣が決まっている与那国中学校の棒踊り。勇壮なティンバイを披露する生徒ら=9日午前、石垣市民会館大ホール

同世代がつくった美術作品を鑑賞する生徒ら=9日午後、石垣市民会館展示ホール

第30回八重山地区中学校総合文化祭
迫力ある舞台や作品展

 「現在から未来へ結でつなぐ美ら島の誇り 魂に刻め熱き伝統文化」をテーマに2024年度第30回八重山地区中学校総合文化祭(八重山地区中学校文化連盟主催)が9日、石垣市民会館で開催された。舞台の部23演目に生徒473人が出演、展示の部は10部門に500点以上の作品が並んだ。展示で日々の学習の成果や成長を形に表し、舞台で郷土芸能や合唱などをはつらつと表現した。(後日写真特集)

 舞台の部序盤は八重山特別支援学校による映像「八特探検隊」、竹富の英語スキッド「It’s time tо take actiоn!」、名蔵の創作エイサー「ダイナミック琉球」と続き、各中学校が地域伝統の郷土芸能を披露した。

 少年の主張は大原の浅田璃亜南さん、英語弁論は石垣第二の坂元行佳さんがそれぞれ行った。

 久部良、石垣の吹奏楽、大浜、大原、船浦の合唱なども来場者の心に響いた。

 午後の郷土芸能も石垣の「嘉例吉」、白保の「三線鳴り響み~命果報賜る白保の宝~」、石垣第二の「八重山ぬ宝習い・伝え」、大浜の「大浜村豊の舞遊び」が観客を魅了した。

 市民会館展示ホールと中ホールでは美術・国語・科学・技術など各分野の作品が一堂に展示され、来場者の興味をひいた。

 舞台の部、展示の部から今後、12月7・8日に開催される沖縄県中学校総合文化祭への派遣校・作品を選出する。

 大浜中学校の3年生4学級による合唱「大地讃頌」に出演した小林祐貴さんは「とても感動した。今日の合唱は、いつになっても忘れない特別な思い出になった」と振り返った。

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