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石垣市議会が沖縄県に観光立県をうたうなら…

 石垣市議会が沖縄県に観光立県をうたうなら、観光地の顔である道路の美化管理にもっと力を入れてと直訴要請した▼東内原友子市議が議会でも取り上げていたので、逐一改善されるだろうと期待していたが、市道に比べて県道、国道(県が管理)が遅滞、荒れているので行動した由▼八重山土木事務所では、少し前から県、国道の美化清掃管理を一括入札で業者に委託してきた。業者によっては仕事が欲しくて安く入札してみたものの、割に合わず、清掃回数を減らしたり、後回しなどをせざるを得ず、つど予算の増額見直しを訴えてきたとも▼ところがお役所仕事は、予算を増やすことにはなぜか抵抗があるらしく、前の業者はできたのになぜと、自分たちの給料は逐次上がっていることを忘れて後ろ向き対応に終始。結果、本年度は入札不調で美化清掃が進まなかった状況を露呈してしまった▼県内の道路は、旺盛な帰化植物に悩まされている。ギンネムなどは、気づいたらすぐ引き抜かないと根絶には手間暇かかって余計な出費を伴う▼要請では仕様規定方式(草木の生育に関係なく年度内に複数回清掃する)ではなく性能規定方式(草木の伸びが気になったらすぐ清掃する)を希望したという。これはボランティア・国道ヤラブ並木一五友の会でも実践中。(仲間清隆)

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