字会や郷友会の運動会ではだいたい開会式の…
- 2024年11月02日
- 不連続線
字会や郷友会の運動会ではだいたい開会式の後にラジオ体操が行われる。取材で行ったついでにいっしょに体を動かすことがあるが、そのたびに思うように筋肉を伸ばせずテンポが遅れてしまう▼「体操」なので筋肉を引っ張って伸ばすストレッチ体操と思っていたから。でも、そうではないらしい。全国ラジオ体操連盟公認1級ラジオ体操指導士の大底礼子さん(67)によると、こうである▼ラジオ体操は伸ばす・曲げる・ねじる・そらす・回す・倒す・跳ぶ・ゆする、という運動で、ストレッチ・筋力アップ・有酸素の「三大運動」が盛り込まれている。わずか3分15秒のラジオ体操に「すべての運動の基本が入っている」という▼人の関節は200余り、筋肉は650余りらしく、ラジオ体操を一通り行えば、ほぼ全身の関節と筋肉をバランスよく動かすことができるのだそう▼その効果を最大限に発揮するために必要なのが、大底さんが普及に努めている「正しいラジオ体操」。「正しくメリハリをつけて行えば全身の筋肉と関節が刺激され、大人には身体を若返らせ、子どもには身体の発育・発達の刺激となる」▼筆者も、一部の動作を大底さんの指導を受けながら実践してみた。これまでだらだらとやってきたラジオ体操とはまるで違う。(比嘉盛友)
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