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「ハイマース」が石垣撤収 日米共同演習、部隊が引き揚げ

米空軍輸送機MC130の後部から積み込まれる米軍の兵器「ハイマース」=29日午前10時50分ごろ、新石垣空港

米空軍輸送機MC130の後部から積み込まれる米軍の兵器「ハイマース」=29日午前10時50分ごろ、新石垣空港

 自衛隊と米軍による日米共同統合演習「キーン・ソード25」の一環で陸上自衛隊石垣駐屯地で展開されていた米海兵隊の高機動ロケット砲システム兵器「ハイマース」が29日、石垣島から撤収した。軍事演習の期間は来月1日までだが、それを前に部隊の引き揚げとみられる動きもある。

 ハイマースは午前9時ごろに民間のトレーラーに積載され同駐屯地から運び出された。

 新石垣空港には午前10時10分ごろ米空軍の輸送機MC130が到着。機体後部のハッチを開きハイマースと米兵数人を載せて、午後0時40分ごろ離陸した。

 このあと、米海兵隊の輸送機KC130も空港に到着し、機材や医療関係の備品を積み込んで出発した。

 石垣では27日には、米兵が自衛隊輸送機で新石垣空港から移動するなどの動きがあった。

 ハイマースは石垣島で初めて展開された。同駐屯地内では連日、ロケット砲部分にカバーがかけられている様子があった。

 今月23日に始まったキーン・ソードは来月1月まで県内を含めた全国各地で行われる。

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