八重山毎日新聞社

　22日夕、日米共同統合演習の取材で空路、与那国島入りした。翌23日に出稿を終え、同日の最終便で石垣島に戻る予定だったが、ＲＡＣ機のタイヤに一部不具合が見つかったため欠航に。24日も続いた▼航空会社側の都合による欠航のため、延泊を余儀なくされる人には宿泊費が補償された。宿代や食事代を引いても余るほどの額。こんなにと驚いた。初めての経験だった▼24日は現地での取材予定はなかったが、インターネットがあれば仕事はできる。欠航の記事を送稿したほか、原稿をチェックするデスクも担当し、ネット上でやりとりした。その便利さを感じる一方、やはり紙ベースのほうがいいなとも思った▼25日も与那国入りを予定していたため、石垣には帰らずそのまま滞在、4泊することになった。これほど長く滞在することもまた初めて▼夜は知人らと居酒屋や自宅などで宴会。居酒屋では、コロナ禍の名残であろう「飛沫感染防止のため大声は出さないでください」との張り紙があったが、つい盛り上がって大声を出していた、かもしれない。知人宅では家主が「毎日泥酔」の文字入りＴシャツを着ていた。聞くと「休肝日」もあるとか。この日はもちろん飲む日だった▼欠航というハプニングも、おかげ様で楽しく過ごせました。（比嘉盛友）