市民憲章碑が新庁舎に
- 2024年10月23日
- 地域・教育
旧石垣市役所正面前庭にあった石垣市民憲章碑がリニューアルを経て新庁舎市民駐車場出入り口に設置され、市民憲章制定記念日の10月22日、市民憲章推進協議会(浦内克雄会長)の役員や市と市議会の代表らが出席してお披露目式が行われた。色あせていた憲章碑を研磨し、新たに琉球石灰岩で土台を造った。刻銘文字も見えにくくなっていたため白色でくっきりさせた。
市民憲章は1977年(昭和52年)10月22日、市制施行30周年を記念して制定された。市民生活のよりどころとなることを祈念して憲章碑も建立された。石碑は親善都市岡崎市を通じ岡崎市製品工業団地協同組合が黒花こう岩で製作したもの。
憲章制定から4年後には各種団体などで推進協議会を設置して市民憲章運動を開始、4部会が憲章に基づく活動を展開している。
式はクローバーキッズクラブの2、3歳児14人が元気よく踊りを披露して幕開け。浦内会長は「市民の皆さまが市役所を訪れる際には、憲章文を読んでいただき、みんなで力を合わせてより良い石垣の街をつくり上げてまいりましょう」と呼びかけた。知念永一郎副市長が中山義隆市長のあいさつを代読した。
憲章は「私たちは 黒潮と太陽にはぐくまれ 詩の国 うたの国 郷土石垣市に誇りを持ち みんなで明るい豊かな住みよい町をつくるために この憲章を定めます」として「平和な町」「親切な町」、「教育の町」「健康の町」、「文化の町」「観光の町」、「産業の町」「美しい町」づくりにはげみます、と誓っている。
市民憲章推進協は、市民憲章に親しみをもってもらおうと「シンボルマーク」の製作を予定しており、11月20日までデザインを募集している。詳細は市平和協働推進課のホームページ。
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