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危険箇所の情報を共有

車両と子どもの接触事故も発生したことがあるという八重山農林高校東側の三差路=21日、石垣市内

車両と子どもの接触事故も発生したことがあるという八重山農林高校東側の三差路=21日、石垣市内

委員が視察し対策検討へ

 2024年度第1回石垣市通学路安全推進協議会(会長・高島好勝八重山地区PTA連合会会長)が21日、石垣市教育委員会で開かれ、市内24小中学校から通学路の危険箇所として挙がってきた約120カ所について情報を共有した。今後、その中でも特に危険な箇所を協議会の委員らが視察して対策を検討する。

 各学校の校区には、さまざまな危険箇所が存在。登野城小学校や石垣中学校の校区では、車両と児童生徒の接触事故も発生しているという。

 委員の一人は、平真小学校西門前の横断歩道に緑色のカラー舗装が施されていることを例示し、「視覚的なもので、車と歩行者に注意喚起できないか」と提案。八重山警察署によると、平真小のカラー舗装は横断歩道手前で停車する車が増えており交通安全対策に「効果的」だという。

 また、建物や道路構造によって死角が生まれる三差路、十字路などを資料で確認。腐食に伴い、早急に修繕が必要なガードレールもあることが分かった。

 市では、通学路の安全確保に向けた持続的な取り組みを進めるため関係機関の連携を構築し、昨年度に「石垣市通学路交通安全プログラム」を策定した。

 プログラムを基に、通学路の点検や対策を検討している。

  • タグ: 石垣市通学路安全推進協議会
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