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環境に配慮して年賀状をやめるのは、…

 環境に配慮して年賀状をやめるのは、もったいないと思います。この意見は去る3日に郵便局が全国紙に載せた広告▼年々減少する年賀状の売れ行きを憂い、10月から郵便料金を大幅値上げしたものの焼け石に水同然にしかならない郵便事業の苦慮を年賀状再興に託したものと理解、同情はしたが、ほんとうにそれが要因だと考えているなら、ちょっと違うのではないかと思う▼郵便局ファンの立場からは環境に配慮したはがきの宣伝話より、近年の信書の配達遅れがなぜ起きているのかを検証し改善策があるなら、そのために使いたいと言ってもらった方が分かりやすい▼八重山局管内の遅れで言うと、島内の隣村へのはがき封書なども、すべてを郵便番号仕分け機を通すため那覇局へ送り仕分けたのち再び八重山局へ戻し、そのあと配達に回しているからだと聞く▼速達やゆうパックの土、日配達もファンからは郵便商品の差別と受け取られていることはご承知か。手元にあり配達先が同方向なら、料金に関係なく土、日配達に便乗させても問題ないと思うのだが▼携帯端末で宅配品の管理を行っている運送業者もいる。郵便仕分け端末機の導入が無理なら、信書の少ない離島は目視仕分けに戻してもいいのでは。こんな郵便局の値上げなら応援のしようもある。(仲間清隆)

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