八重山、18年ぶり総合V 第60回県身体障害者スポーツ大会
- 2024年10月15日
- 地域・教育
第60回沖縄県身体障害者スポーツ大会(県・市町村・県身体障害者福祉協会主催)の陸上競技が12日、沖縄市陸上競技場で行われ、八重山福祉地区が出場9種目1位で135点を獲得し、2位の南部地区に6点差をつけ18年ぶりの総合優勝を飾った。平成以降3度目となる。
大会には14地区が出場、八重山福祉地区選手団(大工直紀団長、33人)から選手選手14人が参加した。
最終種目の障がい別リレー4×100㍍は2組によるタイムレース。冨名腰尚志(上肢)、平良礼美(視覚)、川満良人(聴覚)、砂川洋輝(車イス)の4選手がエントリー。冨名腰選手が必死の走りでトップに立つと、平良、川満、砂川の3選手が先頭を守り抜き、別の組の1位に7秒差をつけて勝利した。
砂川選手は「それまでの個人種目ですべて1位をとっていたので、リレーで1位になれば総合優勝できると思っていた。総合優勝できてうれしい」と喜んだ。
大工団長は「最高の結果を持ち帰ることができた。すべての選手が思い切り楽しく頑張ったので18年ぶりに優勝につながった。60回の記念大会で総合優勝できてすごくうれしい。選手たちにおめでとう、ありがとうと言いたい」と話した。
リレー以外の各種目結果は次の通り。(競技中の写真は選手団提供)
〈上肢・下肢障害〉
▽砲丸投げ=①冨名腰尚志▽スラローム=①中村学▽100㍍走=①上地正次
〈視覚・聴覚障害〉
▽一般卓球=①中島浩司▽走り幅跳び=①松尾次郎
〈全障害〉
▽1500㍍=①川満良人(聴覚)▽ビーンバッグ投=①金城吉孝(下肢)▽200㍍走=①小浜史江(視覚)
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