協力して難問に挑戦
- 2024年10月10日
- 地域・教育
石垣市内の児童生徒が算数・数学の問題解決力をチームで競う第7回石垣市算数・数学フェスティバル(主催・市教育委員会、市学力向上推進委員会)が9日、市役所内の特設会場で開催され、3人一組で小学校29チーム、中学校13チームが出場、協力しながら計算問題と文章問題の難問に挑戦した。結果は15日、学校を通じて発表され、上位3チームの表彰式は23日、市役所で行われる。
信泉プロジェクト
同フェスは、学力向上事業「信泉プロジェクト」の一環。児童生徒の算数や数学に対する興味・関心、学習意欲を高めることなどを目的に2018年度から毎年開催されている。
競技は小学生45分、中学生50分で実施。児童生徒らは、それぞれチーム内で役割を分担しながら真剣な表情で課題に取り組んだ。後半の難問には全員で知恵を出し合いながら挑んだ。
初出場した宮良小学校6年の小木曽亘さん、糸洲寛雅さん、仲間紅呂夢さんは「解き方を説明する問題の言葉選びが難しかった。時間は少し足りなかったけど、練習のときよりも話し合って解けたので良かった」と振り返った。
3年連続同じメンバーで出場しているという石垣中学校3年の入嵩西穂さん、林孝太さん、小野心咲さんは「中盤の複雑な計算が難しかったけど去年、おととしよりも解けた」とやり切った様子。「普段学校でやらない問題を皆で協力して解くのが楽しい。3年間出場できたことも達成感がある」と笑顔だった。
小学校1位と中学校1、2位のチームは11月20日から4日間の日程で東京で行われる石垣市小・中学生STEAM教育体験学習事業に派遣され、高等教育機関での講話や実習などに参加する。
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