焼却炉内の壁面剥がれる 市クリーンセンター
- 2024年10月08日
- 政治・行政
あすから持ち込み予約制
石垣市クリーンセンターの焼却炉で不具合が発生したことから、同センターへの一般ごみの持ち込みが9日から予約制となる。家庭ごみの収集は通常通り行われる。同炉は、16日までに内部の壁面剥離の範囲などを調査。修繕を実施したのち、今月中には再稼働する見通し。
同センターでは1号炉と2号炉の2基が整備されているが、老朽化が進んでいることから焼却炉の能力回復のための工事を1号炉や関連施設で進めており、2号炉だけでごみの焼却処理を行っていた。
今回、不具合が発生したのは2号炉内部の壁面で、老朽化のため耐熱用の部材が剝がれ落ちたと見られる。
市環境課では今後、影響の範囲などを調べるために炉を一時停止。不具合の修理を行ったうえで今月中の再稼働を目指すが、2号炉が再稼働するまでの間、ごみの焼却処理が行えない期間が発生する。
市環境課では、燃やすごみの削減のため「不要不急な枝打ちや木の伐採を控えるとともに寝具や衣類、木製家具などはなるべく2025年4月以降に出してほしい」と協力を呼びかけている。
同センターは1997年度に新設してから築25年以上と老朽化が進んでおり、焼却能力低下のため22年度から大規模な改修工事を実施。現在、進められている1号炉の更新作業は25年3月中に完了予定。その後、2号炉も新しくし、26年3月末までにすべての作業が完了する見込み。
問い合わせや持ち込みの予約は同課(82―1285)まで。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 『Emоbi』をレンタル 石垣市 2025/04/03
- 3市町で年度始め式 2025/04/02
- 新博物館 候補地3ヵ所 2025/04/01
- 3市町で退職辞令交付式 2025/04/01
- 第4期石垣市教育大綱を承認 2025/03/26
- 宿泊税導入で勉強会 2025/03/25
- 地元食材の魅力を発信 2025/03/17
- 51個人34団体を表彰 2025/03/17
- 重点目標に「住宅火災対策」 2025/03/04
- Mrモルックが初代王者 2025/02/24