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焼却炉内の壁面剥がれる 市クリーンセンター

9日から一般ごみの持ち込みが予約制となる市クリーンセンター(資料写真)

9日から一般ごみの持ち込みが予約制となる市クリーンセンター(資料写真)

あすから持ち込み予約制

 石垣市クリーンセンターの焼却炉で不具合が発生したことから、同センターへの一般ごみの持ち込みが9日から予約制となる。家庭ごみの収集は通常通り行われる。同炉は、16日までに内部の壁面剥離の範囲などを調査。修繕を実施したのち、今月中には再稼働する見通し。

 同センターでは1号炉と2号炉の2基が整備されているが、老朽化が進んでいることから焼却炉の能力回復のための工事を1号炉や関連施設で進めており、2号炉だけでごみの焼却処理を行っていた。

 今回、不具合が発生したのは2号炉内部の壁面で、老朽化のため耐熱用の部材が剝がれ落ちたと見られる。

 市環境課では今後、影響の範囲などを調べるために炉を一時停止。不具合の修理を行ったうえで今月中の再稼働を目指すが、2号炉が再稼働するまでの間、ごみの焼却処理が行えない期間が発生する。

 市環境課では、燃やすごみの削減のため「不要不急な枝打ちや木の伐採を控えるとともに寝具や衣類、木製家具などはなるべく2025年4月以降に出してほしい」と協力を呼びかけている。

 同センターは1997年度に新設してから築25年以上と老朽化が進んでおり、焼却能力低下のため22年度から大規模な改修工事を実施。現在、進められている1号炉の更新作業は25年3月中に完了予定。その後、2号炉も新しくし、26年3月末までにすべての作業が完了する見込み。

 問い合わせや持ち込みの予約は同課(82―1285)まで。

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