八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

八重高合同 初の全国へ

琉球ダイハツカップ第35回沖縄県高校女子サッカー選手権大会で優勝し、全国大会出場を決めた八重山高校主体の6校合同チーム=6日午後、西原町民陸上競技場

琉球ダイハツカップ第35回沖縄県高校女子サッカー選手権大会で優勝し、全国大会出場を決めた八重山高校主体の6校合同チーム=6日午後、西原町民陸上競技場

那覇商破り初優勝
八重山勢初、3冠も達成

 2024年度琉球ダイハツカップ第35回沖縄県高校女子サッカー選手権大会(県サッカー協会主催)の決勝が6日、西原町民陸上競技場で行われ、八重山高校主体の6校合同(八重高、浦添、浦添商、陽明、興南、久米島)が那覇商業を4―1で下して初優勝し、全国大会出場を決めた。男女を通じ八重山勢として初めて全国の舞台に立つ。八重高合同は秋の新人大会、夏季総体、選手権で3冠を達成した。(10面に関連)

 決勝は40分ハーフで行われた。6校合同は前半16分、加原生彩輝(八重高3年)がゴール右隅にシュートを決めて先制。加原は後半8分にもドリブルからゴール左隅のネットを揺らして2点目を挙げた。オウンゴールで加点し、後半23分には糸数凪沙(久米島2年)のゴールで突き放した。

 後半34分にコーナーからヘディングを合わされて1点を許し、さらにペナルティーキック(PK)のピンチを招いたが、ゴールキーパー石垣陽菜(八重高3年)の好セーブで、相手に傾きかけてい流れを食い止めた。

 木村胡桃主将(八重高2年)は「みんなの士気が下がらないように声かけをずっとやるよう心がけた」と振り返り、「3冠を取れてとてもうれしい。(全国では)自分たちができることを精いっぱいやって、最後まで諦めないサッカーをしたい」と意気込みを語った。

 2得点で優勝の立役者となった加原は「これまで目指してきた全国大会出場を勝ち取ることができてとてもうれしい。走り負けずに最後まで感謝の気持ちを持って戦い抜いていきたい」と語った。

 第33回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は12月29日~25年1月12日、兵庫県で開催される。

 

  • タグ: 八重山高校女子サッカー
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム