特産品など展示販売 八重山の産業まつり開幕
- 2024年10月06日
- 芸能・文化
2024年度八重山の産業まつり(八重山地区商工会広域連携協議会主催)とスポーツフェスティバル(石垣島スポーツコミッション主催)が5日、石垣市中央運動公園内で開幕した。産業まつりは総合体育館メインアリーナに物販ブース、同体育館正面入り口と屋内練習場東側に飲食ブースが設けられ、八重山の特産品や飲食物を展示販売している。いずれも6日まで。(3面に写真特集、8面に関連)
産業まつりは地域資源を活用した特産品を中心に出展して魅力を内外にアピールし、販売促進や商品開発力などの向上を目指すイベントで、物販に27業者・団体、飲食に13業者が出店している。
初日は午前10時から産業まつりとスポーツフェスの合同のオープニングセレモニーが行われ、協議会の大濵達也会長(石垣市商工会長)が「このイベントが新たな可能性を開くような機会になることを」と期待した。玉城デニー知事(代読)、中山義隆市長もあいさつした。
メインアリーナには復興支援として福島県のほか初めて石川県が出展し、海産物の干物、特産の魚醤「いしる」などを販売。大口水産㈱(金沢市)の西蔵正次取締役は「今回初めてなので模索して商品を選んだ。興味を示していただき、ありがたい」と感謝した。
福島県大阪事務所の藤田義行所長は「福島の復興のために多くの方がいらっしゃるので感謝している。1000円以上のお買い上げにはガラポン抽選会もある」と来場を呼びかけた。
地元業者のうち、石垣島産はちみつを知ってもらいたいと6回目の出展となる「よへな養蜂」(饒平名高幸代表)は女王蜂、働き蜂、雄蜂をケースで展示し、巣箱の様子を再現。ミツバチの食糧である蜜を残して人工的なエサを与えず、薬剤も使わず加熱処理も行わない自然養蜂にこだわっており、「安心安全で質の良いはちみつを」とPRした。
家族4人で来場した30代の夫妻は「生産者の声が聞けるのでよい。狙っていたものがあったので早めに来て買った」と満足そう。久しぶりの産業まつりという東大嶺匡さん(33)は「いろんなものを見ることができて良かった」と話した。
産業まつりは6日も午前10時から午後5時まで開催される。
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