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米国での学びを報告

オンラインでホームステイの学びを報告する浅田璃亜南さん(画面左)と和光千彩さん(同右)=25日午後、竹富町役場庁議室

オンラインでホームステイの学びを報告する浅田璃亜南さん(画面左)と和光千彩さん(同右)=25日午後、竹富町役場庁議室

竹富町ホームステイ事業
浅田さん、和光さんがオンラインで

 今年度の竹富町ホームステイ事業参加者によるオンライン報告会が25日午後、開催され、浅田璃亜南さん(大原中3年)と和光千彩さん(西表中3年)が米国カリフォルニア州での体験や学びを町内の小学6年生と中学生に発表した。

 2人は7月25日~8月16日までの間、ロサンゼルス近郊のアップルバレーでホームステイ。期間中はドジャース戦観戦やフードバンクでのボランティア、老人施設訪問、現地高校での授業などさまざまなプログラムを体験した。今回は2人の学びを共有しようと、町内の小・中学校と町役場をオンラインでつないで、報告会を行った。

 ビーチでの活動が一番思い出深かったという浅田さんは「竹富町の海はグラデーションがきれいだが、アメリカの海はずっと深さが一定で、きれいな青が広がっていた」と紹介。渡米するまで英語力に不安があったというが「ホストファミリーやコーディネーターが優しく気にかけてくれてありがたかった。英語が苦手な人でもジェスチャーを使ったり、何を伝えたいかまとめて単語だけでも言ってみるといい。ぜひ皆も参加してほしい」と呼びかけた。

 和光さんはフードバンクボランティアで食料を渡した際に言われた感謝の言葉が印象に残っているといい、「仕事の意味を理解し現地の人と触れ合うことでとてもやりがいを感じた」と話した。ホームステイを通じ「人と関わる大切さや人と話す楽しさを知ったし、自分の考え、やりたいことを伝えることは前よりできるようになった。今回感じたこと、周りへの感謝の気持ちを忘れずにさまざまなことに挑戦していきたい」と決意を語った。

 質問コーナーもあり、「日本と似ているところは」、「普段勉強している英語と発音は違うと感じたか」などの質問があった。

 前泊正人町長は「今回学んだこと、感じたことは2人の今後の力になる。皆さんも小さなことでいいので何かにチャレンジすることを意識してほしい」と激励した。

  • タグ: 竹富町ホームステイ事業西表中学校大原中学校
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