八重山から2人出場
- 2024年09月17日
- 芸能・文化
U-18島唄者コンで歌三線披露
【糸満】しまくぅとぅば県民大会(県主催)の関連イベントとして第8回U―18島唄者コンテスト本選が15日午後、シャボン玉石けんくくる糸満で開かれた。八重山からは予選を通過した3人のうち我如古渓さん(八重山高校2年)と天久陽仁さん(同)が出場、入賞を逃したものの堂々と歌三線を披露した。
若い世代への沖縄文化の継承を目的に2017年度から実施。本選出場者を決める予選会は8月8日に浦添市であり、15人が選ばれた。本選では「生まり島」をテーマに出場者が方言で自己紹介し、自慢の民謡を歌い上げた。
我如古さんは「月ぬかいしゃー節」を歌三線で奏で、天久さんは白保出身の母の親族が手掛けたという「夏花節」を歌い、審査員からそれぞれ「声のキーを上げて歌ってもよかった」「声量があるので自信を持って高いところも歌って」とアドバスを受けた。
終了後、我如古さんは「緊張感はあったが、客がいてわくわくした。もう少し、息を長くして歌いたい。来年で最後なので頂点を取りたい」と意欲、天久さんは「優勝できず悔しいが、自分の欠点もわかった。来年は良い結果が出せるよう1年間、練習したい」とリベンジを誓った。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 21年度しまくとぅば功労者 八重山から1個人1団体 2021/08/30
- しまくとぅば県民意識調査 使う割合、八重山55% 2019/05/27
- 県民大会の会場変更を要求 事実誤認の決議可決 2016/06/08