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八重山から2人出場

「月ぬかいしゃー節」を歌う我如古さん=15日午後、シャボン玉石けんくくる糸満

「月ぬかいしゃー節」を歌う我如古さん=15日午後、シャボン玉石けんくくる糸満

「夏花節」を歌う天久さん=15日午後、シャボン玉石けんくくる糸満

U-18島唄者コンで歌三線披露

 【糸満】しまくぅとぅば県民大会(県主催)の関連イベントとして第8回U―18島唄者コンテスト本選が15日午後、シャボン玉石けんくくる糸満で開かれた。八重山からは予選を通過した3人のうち我如古渓さん(八重山高校2年)と天久陽仁さん(同)が出場、入賞を逃したものの堂々と歌三線を披露した。

 若い世代への沖縄文化の継承を目的に2017年度から実施。本選出場者を決める予選会は8月8日に浦添市であり、15人が選ばれた。本選では「生まり島」をテーマに出場者が方言で自己紹介し、自慢の民謡を歌い上げた。

 我如古さんは「月ぬかいしゃー節」を歌三線で奏で、天久さんは白保出身の母の親族が手掛けたという「夏花節」を歌い、審査員からそれぞれ「声のキーを上げて歌ってもよかった」「声量があるので自信を持って高いところも歌って」とアドバスを受けた。

 終了後、我如古さんは「緊張感はあったが、客がいてわくわくした。もう少し、息を長くして歌いたい。来年で最後なので頂点を取りたい」と意欲、天久さんは「優勝できず悔しいが、自分の欠点もわかった。来年は良い結果が出せるよう1年間、練習したい」とリベンジを誓った。

  • タグ: しまくとぅば県民大会
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