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新型コロナウイルスの流行で4年以上休止…

 新型コロナウイルスの流行で4年以上休止していた南ぬ島石垣空港からの定期国際線が早ければ10月にも再開される見通しとなった。(11日付8面)▼運航するのは香港の格安航空会社(LCC)。週末を中心に週3、4往復、運航するという。LCCは運賃面でも低料金が期待できるだけに再開を楽しみにしている人も多いことだろう▼石垣空港は、国際線ターミナル完成後、地上ハンドリング業務の人材確保ができず稼働していなかったが、八重高出身の又吉良氏がその業務を担う民間企業「ケイトマン・ザ・スカイ」を立ち上げ、現在、受け入れ態勢構築を急いでいる▼同社では、香港のLCC以外でも、フルサービスキャリアを含め複数の航空会社と交渉を進めており、来年の早い段階で1日2~3往復の運航を目指しているという▼国際線は先にお隣宮古島市の下地島空港で韓国線が再開しており、今後、石垣空港でも韓国線が開設されれば、宮古、石垣の周遊観光も可能となり、インバウンド客の誘致にもつながりそうだ▼石垣空港の国際線開設で、海外がより身近となり、八重山郡民の海外旅行需要の喚起にもつながりそう。複数路線となればなおさらだ。言葉もスマホの翻訳機能を使えば何とかなりそう。パスポートの取得も本気で考えたくなる。(下野宏一)

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