八重山毎日新聞社

　3度目の開催となったハンドボールの日本トッププロリーグの公式戦石垣島開催には島内外から多くの観客が訪れ、選手に熱い声援を送った。両試合とも熱戦が繰り広げられ、観客は目が離せない展開にくぎづけとなった。試合終了後は観客から盛大な拍手が送られた。

　琉球コラソン―安芸高田ワクナガハンドボール戦の始球式には中山義隆市長が登場。両試合のハーフタイムでは、八重山高校ダンス部とＢｅＤａｎｃｅ選抜がパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。

　友達と観戦にきた50代女性＝石垣市＝は「2試合とも楽しかった。石垣島で初勝利できてよかった」とうれしそう。

　モップがけなど試合のサポートをしながら観戦した石垣第二中1、2年生のハンドボール部員らは「速くてすごかった」「参考になった。自分たちのプレーにも取り入れたい」と目を輝かせた。

　妻の久美子さん（77）とともに観戦した高木健さん（80）は「迫力満点で感動した。スピードやぶつかり合いなど他のスポーツでは見られないものがあり、会場は熱気がほとばしっていて興奮した」と満足した様子。「レベルの高い試合をみて、ハンドボールをする子どもたちがやる気を出してくれたらいいなと思う。今後も開催してほしい」と期待した。

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