中高生らにラップが人気のよう。特に即興で…
- 2024年09月07日
- 不連続線
中高生らにラップが人気のよう。特に即興で掛け合うフリースタイル。石垣市内でも高校生によるラップバトルが開催され、16人が参加した。写真からも盛り上がりぶりがうかがえる(9月2日付9面)▼50代ともなれば、はやりの音楽にうとくなる。ちょうど、ヒップホップ界で活躍するラッパーの村本健太朗さん(24)の取材を進めているときだったので、ラップバトル開催で出稿(6日付1面掲載)に自信を持てた。村本さんは中学2年からラップを始め、継続してきた▼フリースタイルは、例えば少し前に流れていたACジャパンのCM「寛容ラップ」編を見ればわかる▼コンビニで支払いにもたつき、「ごめんなさい」とわびるお年寄りに、後ろに並ぶ悪そうな若者が声をかけて始まるやりとり▼「ヨー、もしかして焦ってんのか、おばーさん。誰も怒ってなんかない。アンタのペースでいいんだ。何も気にすんな。自分らしく堂々と生きるんだ」「迷惑かけてしまっているなって、焦ったらまさかの優しい発言、アタシも反省、見た目で判断。もういらないわ、色眼鏡なんか」▼ラップは韻を踏みながら短い言葉で伝えたいことをリズムに乗って表現する。しかも即興で。語彙(ごい)、知識、瞬発などの能力が求められる。ラッパーはすごいぞ。(比嘉盛友)
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